楽器の風景

 楽器の世界は深い。思い入れのある楽器を紹介していきます。


ウドゥ・ドラム、ガタム

 ガタム(ghatam)    ウドゥ・ドラム 



 壷じゃん!って突っ込みを歓迎します。その通り、壷です。実はこういった壷の楽器はアジア、アフリカに広く存在するもので、壷の形態をした楽器はとてもポピュラーなのです。なるほど身近な存在ですもんね。
 穴が一つしかない大きめの壷は、インド音楽で一般的に使われる「ガタム」、穴が二つありガタムより小さい壷の楽器を「ウドゥ・ドラム」と呼び分けるのが一般的です。マイネル社から発売されている「イボ・ドラム」も「ウドゥ・ドラム」と同じものです。陶器を作れる環境にあれば非常に簡単に作れることに加えて、形の自由度も高いので様々なウドゥが日々作られています。

 様々なウドゥドラム



 たかが壷と侮るなかれ、ものすごい表現力の高い楽器です。



Ghatam solo
 穴が一つしかない「ガタム」。インド音楽で使われます。



Thani avarthanam (Carnatic percussion solo)
 インド音楽アンサンブル。左から「ムリダンガム」「ガタム」「カンジーラ」。






Frank Giorgini's Udu Utar Played by Brian Melick
 こちらは「ウドゥ・ドラム」。派生楽器のウドゥ・ウタール。




Frank Giorgini's Udu Udongo II Played by Brian Melick
 ウドゥ・ウドンゴと呼ばれる楽器。



Frank Giorgini's Set of 4 Udu Drums Played by Brian Melick
 4つのウドゥ。







 所有楽器。だいぶ欠けてしまってます。\6,800で購入。

 陶芸をやっている友人に作ってもらったもの。



購入者希望者向け情報

 マイネル社のイボ・ドラムは一般の楽器店で扱っているのですぐに手に入ります。値段はまちまちです。gakki.comのカタログも参考までに。
 アジア雑貨を取り扱っているお店でも手に入ります。楽器としては不十分なクオリティの場合もありますが、そういったものはその分安く買えます。私が持っている上の青いウドゥは、ヤフオク経由で民芸雑貨店から購入したものです。やはり楽器として売っているものにはかないませんが、十分楽しめるレベルの質は備えています。




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