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涙腺決壊音楽選集
泣きたいあなたに泣ける音楽をノンジャンルでご紹介。
ヘンリー・マンシーニ:ムーン・リヴァー
「ピンク・パンサーのテーマ」、「ピーター・ガン」のテーマ、「酒とバラの日々」、「小象の行進」などの名曲の数々で知られるアメリカの映画音楽作曲家、ヘンリー・マンシーニの涙腺決壊最高傑作。
歌詞は以下のようなもの(日本語訳はYahoo! 知恵袋の書き込みより転載)。うーんこれだけでも泣けます。
Moon River, wider than a mile, I'm crossing you in style some day. Oh, dream maker, you heart breaker, wherever you're going I'm going your way. Two drifters off to see the world. There's such a lot of world to see. We're after the same rainbow's end-- waiting 'round the bend, my huckleberry friend, Moon River and me. |
ムーン・リバー、1マイルよりもっと広い河。 いつか私は胸をはって、あなたを渡ってみせるわ。 私に夢を与えて来たのはあなた、 それを破って来たのもあなた。 あなたが何処に流れて行こうとも、私はついて行くわ。 二人は岸を離れ、世界を見るために漂う漂流者。 見るべき世界はたくさんあるわ。 二人は同じ”虹の端っこ”を追いかけているの。 それは、あのカ-ブを曲がったあたりで待っているかもしれないわ。 幼馴染みの冒険仲間、ムーン・リバーと私。 |
BREAKFAST AT TIFFANY´S-MOON RIVER
映画本編の映像に乗せて。
Barbra Streisand - Moon river Montage
バーブラ・ストライサンドの演奏。ため息。
Kid Koala - Moon River
馴染みのないターンテーブルによる演奏。2分あたりからが凄い。
KATIE MELUA (Moon River)
ケイティ・メルアの演奏。独特のグルーヴ感。
不朽の名曲、新たなアレンジの演奏は日々増えています。「moon river」で検索すれば他にも素晴らしい映像を観ることが出来るでしょう。
シューマン:トロイメライ
「トロイメライ」はロマン派の代表的な作曲家、シューマンの「子供の情景」の中の一曲。「Traumerei」は「Traum(英:Dream)」の派生語で「夢想(に耽ふけること)、
空想(すること)」という意味があるそうです。曲のアナリーゼはこちらのサイトが詳しい。大変興味深い記述がありますので是非。
Horowitz plays SchumannTraumerei in Moscow
…言葉になりません。
HOROWITZ AT CARNEGIE HALL Pt.6/7 Scriabin Op8-12 & Traumerei
こちらの演奏も良い…。
ちなみにP.D.Q.バッハは「トラウマライ」という曲を残しています。楽譜を「楽譜の風景」さんで見ることが出来ます。ちなみにちなみにトラウマ(Trauma)とトラウム(Traum)には言語的な関係は無いとか。
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」より『妖精の園』
「マ・メール・ロワ Ma Mere l'Oye」は、「マザー・グース」を題材にしたラヴェルの作品。童話的な世界観と美しいメロディが魅力的です。終曲「妖精の園
Le jardin feerique」は彼の全作品の中でも特筆すべき美しさをもったもの。
ピアノ連弾版(02:50〜)
ベスト盤はデュトワ@モントリオール響。「マ・メール・ロワ」は目も眩むほど美麗です。冨田勲のシンセサイザー版も面白いです。
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番第2楽章
バルトークで涙?と思うなかれ、ピアコン3番2楽章「Adagio religioso」はreligiosoの名の通り、教会旋法を用いた静謐で聖らかな涙腺刺激音楽です。
この曲はバルトークの死の同年、1945年に書かれた作品です。バルトーク作品にこういった感傷的な解釈はどうも似合いませんが、この楽章からは白血病を患っていた彼の、死に対する諦念を読み取ることも出来るかもしれません。
独奏はアルゲリッチ。伴奏はバシュメット@桐朋学園オーケストラ(!)。
独奏はシフ、オケはラトル指揮バーミンガム市響。(第2楽章は08:00〜)
続き。Part3はこちら。
動画が消えている時は「Bartok piano concert 3」で検索してみましょう。