Heart Rock Cafe 〜 魂のロック

 
大好きな往年のロックバンドを(出来るだけ)動画付きで紹介。


Yes


 イエスはピンク・フロイド、キング・クリムゾンと共に、誰が言い出したのか「三大プログレバンド」に数えられるバンドです。メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、クリス・スクワイア(bs)、リック・ウェイクマン(kybd)、スティーヴ・ハウ(gt)を中心に、時期によりドラムスがビル・ブラッフォードだったりアラン・ホワイトだったりします。比較的メンバーチェンジの多いバンド。以上のメンバーで構成されていた時期を“黄金期”と認識しているファンは多いです。個人的にはパトリック・モラツ加入期も捨てがたい。
 サウンドは、綿密に構成された長大な楽曲とジョン・アンダーソンの男なのに可憐な歌声がとても特徴的。加えてメンバーは超絶技巧の持ち主であり、特にリック・ウェイクマンのキーボードは壮絶です。JAZZでもロックでもクラシックでもない、これぞプログレ!な風合いのソロを弾ける数少ないプレイヤー。
 ピンクフロイド同様、ジャケットワークも魅力的。ロジャー・ディーンというSF画家が手がけています。






 「Relayer」



 Gentle Giant「Octopus」




Your is no disgrace
 1971年「サードアルバム」より。初期の傑作。キーボードはパトリック・モラツ。



Roundabout
 アルバム「こわれもの(1971)」より「Roundabout」。このベースのフレーズはベーシストたるもの真似したくなるものだそうです。名旋律。(YouTubeにもカバー動画が複数あります。)




Mood for a Day
 「Heart of the Sunrise」のための前奏曲。




Heart of the Sunrise
 このイントロ!単純ながらも実に興奮させるフレーズです。イエスはメロディメーカーとしての才能も非常に優れています。




Close to the Edge
 Close to the Edgeと書いて「危機」と読む。この時期の洋楽の邦題は凝ってて面白いですね。


後半06:36からのリック・ウェイクマンが熱い。この曲の魅力はイントロと、このソロです。




And You and I
 「危機」第二曲。快適な優しいメロディ。




Siberian Khatru
 「危機」第三曲。荒々しくも緻密なロック。シベリアン・カートゥルと発音します。




Close to the Edge (2001)
 オーケストラとの共演。と言ってもあんまりオーケストラは聴こえません。




Close to The Edge
 ブラジルのカヴァーバンドの演奏。本家より巧いんじゃ…。良い音質で聴きたい。




The Revealing Science of God
1973年の「海洋地形学の物語」より。東京で読んだヒンドゥー教の経典からイメージを得ているそうです。このアルバムは20分の曲が4曲、実に80分に及ぶ超大作。この動画も22分半ありますね。他の作品に比べるとあまり人気の無い作品ですが(その巨大さから“駄作”とも言われます)、ところどころ本当に素晴らしい箇所が散見され、個人的には大好きなアルバムです。



Ritual
「海洋地形学の物語」より。第3曲「Ritual」と第4曲「Nous Sommes Du Soleil」の後半を続けて。27分!




The Revealing Science of God (acoustic)
 ソロギターによる「The Revealing Science of God」。




To Be Over
 1974年「リレイヤー」より。




Going For The One
 1977年の「究極」より。Going For The Oneと書いて「究極」と読む。そんなタイトルとは裏腹に音楽はポップス風。




Awaken
 「究極」より。邦題は「悟りの境地」!壮大すぎる。






Owner Of A Lonely Heart
 プログレッシブロックの衰退に対応するために、80年代に入るとイエスはポップス路線へ転向します。しかしながら、これ以降の作品は、この「Owner Of A Lonely Heart」などの一部の例外を除き、プログレ時代のような高い評価を得ることはありませんでした。




名曲メドレー
「Time and Word」「Long Distance」「Fish/survival」「Perpetual」「Gates」「Soon」という曲順になっています。「Time and Word」は隠れた初期の名曲。







おまけにリック・ウェイクマンの超絶技巧ソロをどうぞ。はえぇぇー!





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